こんにちは、マナビス経堂校です!
今回は主に受験生に向けて、しっかりと睡眠をとることの重要性について書きたいと思います。
皆さんは毎日何時間くらい寝ているでしょうか?入試を間近に控えた受験生だと5〜6時間くらいが平均的かと思います。しかし、中には自分の課題や弱点を克服しきれず、迫り来る入試への焦燥感も相俟って睡眠時間を犠牲にして勉強している人も少なくないと思います。ですが、学習効果という観点で、それは果たして合理的なのでしょうか・・・?
結論から言うと、個人差はありますが殆どの人にとっては合理性に欠けているやり方だと思います。
「勉強時間が増えるほうが学習効果が高いに決まってるだろ!!」という意見もあるかと思いますが、以下ではこの主張の根拠について書いていきますね。
�睡眠時間が短いと学習内容が定着しない。
睡眠の重要な役割のひとつに、記憶の整理があります。起きている間の出来事を整理し、定着させるという作業が睡眠中に行われています。では、睡眠時間が短いとどうなるか。整理する時間が短くなって整理しきれなくなるほか、定着率も低下し、結果として学習したことが水泡に帰すとは言わないまでも、ロスが大きくなってしまいます。これではせっかく睡眠時間を削っても徒労に終わってしまいますね・・・。
�体力が回復せず、勉強中に眠くなる。
睡眠のもうひとつの重要な役割として脳を休ませることが挙げられます。脳を休ませる方法は寝ること以外にありません。その唯一の手段に割く時間を削ってしまうとどうなるか・・・賢明な皆さんならわかりますね?睡魔に襲われ、集中力は途切れ、やる気はなくなる一方・・・これでは勉強どころではありません。
以上2つを例にとってみても、いかに学習効率に対して睡眠の寄与する割合が大きいか、お分かりいただけたのではないでしょうか?
これを読んだあなたは、勉強するときは勉強する、寝るときは寝る、とオンオフの切り替えをしっかりして、より良い学習をしてくださいね!!
とは言っても、やむにやまれず睡眠時間を削らなければいけなくなることはあるかと思います。そんなときは、1.5×n時間の睡眠をとるようにしましょう。レム睡眠・ノンレム睡眠のサイクルから考えて、この時間だとすっきり目覚められるそうです。
それでは、ラストスパート頑張ってください!!!