2019年7月16日火曜日

梅雨(つゆ)の語源



皆さんこんにちは!河合塾マナビス経堂校です!

長らく更新が途絶えてしまいました・・・。申し訳ありませんm(__)m

ここのところジメジメした不快指数の高い日が続いていますね。四季のある日本ならではのことではありますが、梅雨だけはどうも好きになれません(笑)

梅雨のイラスト「紫陽花と雨」ところで皆さんは「梅雨」という言葉の語源をご存知でしょうか?
語源未詳の部分も多く様々な説がありますが、ここでは有力とされる説を紹介したいと思います!

そもそも、「梅雨」という言葉は中国から伝来したものです。このときの読みは「つゆ」ではなく「ばいう」であり、いまは「梅雨」という表記が一般的ですが、元々は湿度が高く黴(カビ)が生えやすい季節という意味で「黴雨(ばいう)という字を当てていたようです。
青梅のイラストしかし、この字はイメージが悪いため、同じ読みで季節的にもぴったりな「梅」という字を当てるようになったそうです。


そうこうして日本に「梅雨(ばいう)」という言葉が伝来したあと、日本でもちょうど季節の事物である木の葉などに降りる「露」の読みを当て、「梅雨」を「つゆ」と読むようになっていったのだそうです。


「梅の季節に降る雨」というと風趣なものを感じますが、元が黴という字だったと思うと少し残念ですね・・・(笑)


ジメジメした陽気が続きますが、このブログを読んでいる皆さんも体調にはお気を付けくださいね!!