こんにちは!
1. 学習院大学について
まず、学習院大学についてです。
私は入学したのが丁度コロナが流行り出した年でしたので、初めの1年は全く学校に行きませんでした。zoomでのブレイクアウトルームの時間などを利用してなんとか友達を作っていました。学科の特性上、対面の必要性がない授業がほとんどで、いまだに対面での授業は2コマしかなく、キャンパスライフって何ぞや状態ですが、それなりに楽しく大学生活を送れています!
ちなみに私はサークルに入っていないのでサークル活動についての知識が皆無です......すみません......。今は活動自体はされており、忙しい子は本当に大変そうです。2. 文学部哲学科について
次に学部学科について紹介していこうと思います。
さて、私が所属している哲学科ですが、哲学というと小難しいことを考えている真面目なイメージをよく持たれます。哲学科は本当に真面目に勉強をする人が多く、あながち間違っていないのですが、わりと明るく大学生活をエンジョイしています!
私が選択しているのは美学・美術史系で、中でも西洋近代美術が専門です。美術史では、日本・東洋美術と西洋美術、西洋ではさらに近代以前と近代以降に分かれており、2年の頃に日本・東洋or西洋、西洋では3年の頃に近代以前or近代以降の選択をすることになります。
先ほども書きましたが、哲学科には真面目な人が多いです。というのも、真面目にならざるを得ないからです。レポート課題がめちゃくちゃ多いんです。各授業で200~1,200字程度の課題が毎回出されるうえ、学期末には試験の代わりに最低2,000字から10,000字程度のレポートがあります。成績に関わるものがほとんどで手を抜くことができず、学期末には毎度悲鳴をあげています。
また、哲学科では原典購読を重視しています。従って、哲学系ではラテン語やギリシャ語、美術系では専門に合わせてフランス語やイタリア語などの習得が求められます。卒論では5冊程度の外国語文献の参照が必要になってきます。語学の授業の単位は比較的取りやすいですが、軽視せずにきちんと取り組んでおくことをおすすめします。
3. 学芸員課程、司書課程について
最後に資格課程に関して少しだけ紹介します。
学芸員課程と司書課程の両方を取る人は一定数いますが、2・3年のコマ数がかなり多くなり、課題も当然多くなります。学部の単位、サークル活動などとの兼ね合いに気を付けてください。ちなみに教職課程はその2つよりも大変らしいです......。
① 学芸員課程
学芸員課程の講義を正式に取ることができるのは2年生からです。2年になる前に説明会があり、その出席履修費書類の提出を経て学芸員課程を取ります。2・3年で主に講義の単位を取り、4年では博物館実習が始まります。実際の博物館へ行き、学芸員の方から様々なことを教わります。
学芸員課程の単位は卒業必要単位に含まれません。学部の単位にプラスして取らなければいけないうえに、資格取得のための単位なのでレポートもかなり多いです。3年からは学部の演習や就活もあると思うので、なるべく早めに単位をとるのがおすすめです。
② 司書課程
学習院大学で司書課程を取る場合、授業自体は学習院女子大学で行われているものを取る形になります。コロナ禍ではオンラインなのでほとんど関係なかったのですが、通常は学習院女子まで行かなければいけないのが大変です。(学習院から歩いて20分ほど、バスもあります)
4. まとめ
以上、学習院文学部哲学科の紹介でした!
課題が大変だということをさんざん書いてきましたが、授業の内容や資料は本当に充実しており、周りの人も同じように頑張っているので、勉強はとても楽しいです。哲学または美術を本格的に研究したい人にはピッタリの学科だと思います。
学習院文学部哲学科でお待ちしております!